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地方に住む精神障害者の現実と課題などを重苦しくならないように...。

就職氷河期に踏み込む

私の家は、昼ドラのような感じになりますが

父親は、ギャンブル借金体質で浮気しまくり

・母親は、借金を返すために昼夜関係なく働く

・10歳上の兄がいますが、兄は社会人なりたてからずっとその呪縛の中で生きてきた

 

そんな感じの家です。

いわゆる、腹違いの兄弟とかもいたり

 

そんな中、中学校卒業し高校に行くのですが時はバブル終焉間際。

砂上の楼閣のように足元がどんどん崩壊していく中で青春時代を過ごしていきました。

高校の学費は、自分でバイトして稼いで捻出しました。

遊びにも行けたりしたので、自分の金は自分の金と言う中でやりくりして来ましたが、

それでも学校が終わると即バイトで友達と遊ぶことも出来ず、

友人は少なかったようにも思います。

少数精鋭と言うか、上辺の友達はいなかったように思います。

 

そんな生活をしていた私も進学をしたいと思う年頃。

RECRUITから進学情報が届いたりして、

学校の偏差値よりも学費で優先して調べましたが、やはり蓄えでは行けない。

バイト優先でしてたので、時には学校を休んでバイトしたりもしてたので指定校推薦も取れない。

奨学金は有利子しか受けられない。そもそも背伸びして入った学校。成績は真ん中。

国立大学に行くなら学費は親は相談にのるよと言われたけど、

高校の学費さえ私が払っていたのに大学だけなんて無理じゃんって喧嘩になりました。

精一杯の反抗期だったのかもしれません。

ずっといい子でいることが、誰の負担にもならないことだって思ってたから。

 

 

奨学金が出るような仕事を探しました。結果、そこで決まるのですが卒業間近の1月の雪の日。

その会社の現状を見に行って働いても手元には当時のバイト以下の収入しか残らない

ことでこれでは無理だ、いい面しか書いていないと言うことで辞退することに。

 

結果、高校卒業時にはバブルが弾け就職氷河期になっていた中、就職路線にも切り替えが出来ず

仮に出来たとしても就職先はもう既に内定なんて出し切っているので新しいところはなく

どこにも行くあてがないまま卒業で出されると言うことに。

我が校で就職が決まらないなんて!と言われましたが、

浪人すると言う体でその道に入ってしまったのです。

 

 

予備校のお金なんて無いから、教科書をやりながら、

卒業した高校に無理言って見本の参考書や問題集のサンプルをいただいたりと、

そんな生活が始まりました。